世界まるみえ
怒鳴りあう家族 父とナニーが大バトル
子宝とはいえ、3つ子の双子の男の子ばかり5人なんて、
ホントに大変!お金以上に手がかかる・・
ひたすら騒ぎ、暴れ回る子供たち
7歳の3つ子と3歳の双子の男ばかり5人。
子供たちだけではなく、両親も叫ぶので、
大声を出しすぎて、声もかれてしまう。
ナニー本部でそれを見ていたナニー達
「親も一緒に騒いでいるように見える」
ベテランのデボラが行くことになり、
さっそく観察を開始する。
響き渡る母の怒鳴り声、ランチに戻ってきた父も怒鳴る
子供たちは泣くか、反発するか・・
子供たちが妙に静かな時は、勝手にお菓子を食べている
デボラが問題点を指摘する
1.親は怒鳴ってばかり
頭ごなしに言っても、言うことを聞かない
2.いつでもお菓子が食べられるのは良くない
小さな決め事からルールを学んでいくように
ルールを発表する
怒鳴らない、お菓子を勝手に取れないようにする
怒鳴らずに、なぜそんなことをしたのか、相手に聞く
怒鳴ったら負けの我慢比べ
お菓子の棚にはカギをつけて、ママの許可が出たときだけ出せる
良くないことをしたときは、あげない
お手伝いをする。自分のベッドは自分で直す
良くできたらごほうびが出る
手伝いをすることで、家族の一員と実感できる。
デボラがやって見せると、言うことをきいてくれる。
でも母がまねしてもうまくいかない。
母「デボラの言うことは聞くのに、私の言うことは聞かない!」
そして、ついに怒鳴ってしまった。
やってしまった・・わめき散らす自分は母親失格と落ち込む。
でも、気を取り直して怒鳴りつけた三男をひざに乗せて
「何でも言って」そう言うと、2人で抱き合って泣いた。
デボラ「すばらしかったわ。ちゃんと気持ちを伝えられたもの」
次は父の番。相変わらず怒鳴りっぱなし。
みかねた母が「少しやり方を変えてみない?」
と言うが、一向に怒鳴るのをやめない。
デボラ「どうして怒鳴るの?話し合うことが必要なのに・・
上から押さえつけて怖がらせるだけ」
父は子供と話し合うことにした。
子「パパが怒鳴ると怖いんだ」父「怖がらせてゴメン」
デボラ「立派よ。身をもって謝ることを教えたわ」
5日目になると、家から怒鳴り声が消えた。
そして進んでお手伝いをするようになった。
最終日
腕白だった子供たちも、涙ながらに別れを告げる。
父も「本当に感謝しています」
こうしてナニーは、また次の家族のもとへ向かう。