世界一受けたい授業
火事になったらお金も何もかも・・
年間5万件の火災のうち、4割が冬場に発生する。
燃えないように見えるコンクリートも熱せられると爆発する。
消火は、最初の2分が勝負である。
木造家屋で実験すると、家具が次々に燃え出して、
次に壁が燃え始める。次には一瞬にして一気に燃え上がる。
この状態をフラッシュオーバーといい、危険なので
2分で、消火できなかったら避難する。
一酸化炭素による窒息死が怖い。
「濡らした布で口をふさいで・・」といわれるが
そのヒマに逃げる方が良い。
消防車は20〜25メートルくらいしか届かない。
そこで11階以上には、スプリンクラーがついている。
また、特別避難階段がついている。
逃げられない時は、バルコニーにでて救助を待つ。
揚げ物の油に、炎が上がったらフタをすると消えるか?
すぐにフタをとると、再び出火するのでさめるまで待つ。
野菜を入れて、温度を下げようとすると水分によって引火する。
水をかけるのは、最も危険。
激しく飛び散って衣服にも火がつく。
冷凍した食品を熱した油に入れると、火災になることがある。
なぜか?
冷凍庫に入れておくと、温度の変化で霜がつく。
その霜の水分で炎が上がる。
火が出て消火器で消す時、炎をねらわずに火の根元をねらうと良い。
消火器の有効期限が切れると、出なかったり破裂することもある。