ヤレデキ!
目の良いマサイは科学マジックも見破れるか
Mrマリックとの対決で、マジックを見破ったマサイ。
それを見て、自分なら勝てると立ち上がった人がいる。
科学でおなじみの、でんじろう先生。
まずは、シャボン玉で遊ぶ。
大きなシャボン玉を作ると、それが下に落ちずに宙に浮いている。
次に小さなシャボン玉をたくさん作るが、それもフワフワ浮いている。
実は、スタジオにあらかじめアルゴンガスという、
空気よりも重い気体をスタジオの床にためておいた。
軽い空気の入ったシャボン玉は、浮くという仕掛け。
マサイに出す問題は「溶けるコップ」
ガラスの箱の中に、秘密の液体が入っている。
ガラスのコップを入れると溶けてしまう。
験しに、取り出してみると、半分以下になっていた。
問題 1 溶けたコップはどこへいったのか?
すると、マサイには液体の中のコップが見えると言う。
実はガラスの箱の中には、普通の油が入っている。
ガラスと屈折率が同じなので、普通は目に見えない
半分に溶けたとみせかけたコップも「そこにある」と指摘。
これで終わろうとすると「もうひとつある」と言う。
確かに、もうひとつコップが出てきた。
リハーサルの時使ったもので、でんじろう先生も知らなかった。
問題 2 火で割れる水風船と割れない水風船
水の入った風船が2つぶら下がっている。
下から、火であぶるとひとつは割れたが、
もうひとつは、割れなかった。何が違うのか?
もう一度、大き目の2つの風船がぶら下がっている。
「マサイに、どちらが割れるか」と聞いてみる。
「こっち!」「どうして?」
「片方は気泡があるので、割れる」
実際にやってみると、気泡のある方は割れた。
水があれば、火であぶっても水が冷やすので割れない。
でも、気泡があると、空気の部分が熱せられて穴があいてしまう。
最後に白い液体で遊ぶ。
白い液体に入ると、沈むが「上に立つことができる」と先生は言う。
「液体の中で走れ」と言われて、走ると確かに沈まない。
この液体は片栗粉を溶かした液体で、踏みしめるとかたまる。
そこで、でんじろう先生の長年の夢。
「この液体の上で、マサイにジャンプをしてほしい」
マサイは見事にジャンプを続けた。
でんじろう先生も長年の夢がかなって、とても喜んだ。